外反母趾にも『引き寄せの法則』がある

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外反母趾が引き寄せるもの
実は、外反母趾にも『引き寄せの法則』があります。
『引き寄せの法則』というと、もう誰もがご存知ですよね。
簡単に言うと「自分に起る事は、自分が思った事から起こってくる」という法則です。
つまり、常に楽しい事が起きて欲しいのなら楽しい事を、成功したいなら成功する事を考えていると、それが実現するという事です。
「思考」には波動があって、同じ波動を引き寄せるという、スピリチュアルというか、マインドセットというか。
当たるもハッケ、当たらないもハッケのようなきがします。
それはさておき、足トラブルの代表格の外反母趾が「必ず引き寄せてしまうもの」があります。
それは…「ヒザ痛」
えっ、私は外反母趾だけどヒザは痛くないですよ!という方もいらっしゃると思います。
それは、ヒザ痛を引き寄せている最中だからです。
引き寄せ切ったら痛みがでます。
なぜヒザ痛が引き寄せられるの?
外反母趾になること自体、すでに体のバランスが崩れている証拠です。
そこから外反母趾による親指の変形が出てくると更に体のバランスが崩れていきます。
立ったり歩いたりの動きの中で
足首、ヒザ、股関節、腰、背中、首…と
足のバランスの悪さが上の関節に影響を出しはじめます。
グラグラと安定の悪い足のブレをそれぞれの関節が吸収してバランスをとり、体が倒れないようにしています。これが予想以上に関節に負担をかけています。個人差もありますが、その負担の影響を受けてしまう関節がヒザになります。その次は股関節でしょうか。
膝の関節は曲げ伸ばしができるように靭帯でつながれています。動かしやすくできているので、ある意味ユルく、そのため関節のブレが起りやすくなっています。
次に何が起るか予想しない国
日本の女性は変形性の膝関節症が非常に多い国です。
もちろん変形性股関節症も多いです。
変形性膝関節症は膝関節の軟骨がすり減って痛みが発生、歩けなくなっていきます。
あなたの周りにも膝が痛い、股関節が痛いという方は2、3人いるはずです。
しかも、一度そうなってしまうともとに戻すのはとても困難です。
軟骨は年齢と共に再生しづらくなっていきます。
場合によっては膝を人工関節に変える手術が必要な場合もあります。
これも、手術ですから簡単な話ではありません。
何ヶ月かビハビリを受け、機能回復をする努力がいります。
何人か膝を人工関節に変えられた方を知っていますが、元のとおりとはいきません。
もちろん、痛みが無くなり以前より楽ではあります。
が、やはり手術は避けたいですね。
足専門の整形外科の先生がこう言っていました。
「変形性膝関節症の人は外反母趾の確率がとても高いよ」
実地調査はされていませんが、現場の実感です。
私もそう思いますし、これは必然だと考えます。
そして、ヒザが痛くて治療をしても上手くいきません。
痛みと上手く付き合っていこうねといったことになります。
根本的なことが解決されていないのです。
それは、外反母趾がヒザ痛を引き寄せっぱなしなんです。
治療はしていても、ヒザへの負荷はそのまま。
外反母趾には一向に目が向けられない。
医療が分化して専門的になればなるほど、見落とされることも出てきます。
何だか、怖いことばかり書いてしまいましたね。
外反母趾の修正がもたらす事は
でも、こう考えて下さい。
外反母趾を修正していくことはヒザの健康も守っていける。
更に、ヒザの上、股関節、腰、背中、首…とつながっている。足の問題の修正は他の問題をカバーしていけるのです。
一度に2度美味しい。
2度どころではなく、3度も4度も美味しい!
だからこそ外反母趾は放置せずに、しっかり向き合ってほしいのです。
痛みを引き寄せる外反母趾の引き寄せの法則を断ち切ってもっともっといい体の状態を引き寄せていきましょう。
そして、一生笑って歩ける人生にしていきませんか。
まだ、大丈夫です。

足からあなたの未来を変える!足のお悩み相談フットケア専門のフットレスキュー井出淳子です。子供の時のケガのため15歳の時に医者から「将来、君は歩けなくなる」と言われ、20代は足の問題に苦しむ日々を過ごしました。自分自身の足の問題を解決するため足と体の勉強をはじめ、ボディケアの世界に転身。自分自身の体を実験台にさまざま行う中で得た経験を元に『美健足レッスン』というメソッドを考案。現在は中野駅北口に足から体を見直すサロン「ラポルト」にてフットケア、ボディケアをとおし皆さまの足の問題に向き合っています。目標は「天国の階段も自分の足でのぼる!」 一生ヒール靴でイキイキと歩けるよう頑張っています。