足の角質ケア、自分でケアして起こるトラブル

ツルツルな足

中野・新宿 フットケア専門『la-porte ラポルト』のオーナーでフットレスキューの井出淳子です。

 

不思議なもので同じようなお悩みのお客様が連続してサロンにいらっしゃる事があります。

 

自分で足をケアしたら、その後トラブルが発生してしまった!

今回はそんなお客さまがお二人続きました。

 

せっかく自分でケアしたのにも関わらず踵や指の付け根、側面などの皮膚がおかしくなってしまったそうです。

 

自分でケアしてよく起こるトラブル

では、上記の2人お客様の足がどうなっていたかというと…

 

自分でフットケア失敗例3

踵の皮膚がめくれてしまったK様のお足。

めくれた皮膚が乾燥で硬くなってストッキングやタイツに引っかかり気になったり、痛みもあったり。

 

このまま元の足に戻らないのでは…と不安になったそうです。

 

そして、下はもう一方のHさまのお足です。

自分でフットケア失敗例2

自分でフットケア失敗例1

自分でカサカサした皮膚が気になって、引っ張って皮膚をむしってしまったとのこと。出血の跡まであり、通常のケアをできない状態でした。

 

自分ではよかれと思ってやってしまったそうです。

やはり、靴下を履くと繊維が引っかかり痛い場合も。

 

お二方どちらも皮膚がまだらにむけた状態です。

 

足のケアも過ぎたるは…

いったい何がいけなかったのでしょう。

それは、「皮膚の削りすぎ」です。

 

これはよくあるトラブルで、どこまで角質を削っていいかわからず、角質層のその先の層まで削ってしまうと起こります。

 

「年末に削った後、踵の一部分がヒリヒリしていました」とKさま。

 

足の皮膚は厚くなっている部分と薄い部分と両方混在しています。

角質の厚みの差はかなりあり、特に足の外側の皮膚は薄くなっています。

うっかりしていると皮膚の薄い部分も削ってしまい角質層の下の層まで削ってしまい、場合によっては出血などもおこりので注意が必要です。

 

  • 皮膚の状態をよく見ること
  • どこまで削っていいのか分らない時はそこでストップ

 

この2つを守って下さい。

角質を削っていてもう少し、もう少しと熱が入ると止められなくなります。

 

というわけでむけてしまった足の踵↓↓↓

 

自分でフットケア失敗例3

 

びらびらとした皮膚が気になるということでケアさせていただきました。

↓↓↓

自分でフットケアの修復例3

 

足は雑菌が多い部分なのでケアは気を付けて行なって下さい。

自分では難しい時はぜひプロにご相談を。