歩く所を選んでいますか?足のためにスグできること

歩く所を選んでいるか

毎日、私達は何気なく歩いています。

でも歩いているのはアスファルトやコンクリートの上ばかりになっています。

 

公園に行っても整備されていて土の上でも快適に歩けます。

段差があると危ないとされ整備されてしまいます。

 

全国の道路の舗装率は(簡易舗装も含む)と80%を越えていて、日本の隅々どこに行っても平らです。

 

今、私達は平らな上しか歩いていません。

 

この平らな状態は近代的、文化的で歩く人に優しそうですが

実は、足にとっては大きな問題です。

 

平らが足の問題になる!?

平らな上しか歩いていない。

これの裏を返すと…

 

私達はデコボコの上を歩いていない!となります。

 

本来、人間の足はデコボコした上を裸足で歩けるよう進化してきました。

 

  • 力強く地面をつかめる足指
  • 指の力をしっかりした爪
  • 地面に対応して動く足首
  • バランスをとるために発達した足の筋肉

 

こういったデコボコした地面を上手くとらえて歩く能力を足は持っています。

 

デコボコの上の歩行

 

今の私達はどうかというと…

平らな地面の上を靴をはいて歩いています。

 

足の持っている能力をぜんぜん使わず生活しています。

 

それじゃ、足の本来の機能は衰えてしまいますね。

歩く人々

 

歩いているから大丈夫!じゃない

普段からウォーキングをしているので、足はしっかりしていて大丈夫!

そう思っている人もいるかもしれません。

 

本当の意味で足を丈夫にするには

ただ歩くだけでは足りないのです。

デコボコした不安定な地面を歩くには、指や足裏の力が必要です。

また、足首やヒザの柔軟性がないとバランスはとれません。

 

平らな上だけの生活は、バランスをとって転ばないようにする能力は落ちていきます。

ちょっとした段差でつまずくのは足や脚の筋肉が衰えただけでなく、平らな上での生活の結果です。

 

すると、今の子供達はバランスをとる能力自体が身に付かないまま成長する可能性もあるわけです。

すぐ転ぶ子供が多いのも、転び方が分からず大ケガをしてしまうのも、平らな上での生活が原因の一つです。

 

石を踏む

 

外反母趾や扁平足、タコ、魚の目、巻き爪、浮き指…

足の問題は様々ありますが、どれも平らな上での生活に関係があります。

 

デコボコを探す!

自分の周りにデコボコがあるか、ちょっと考えて下さい。

どうでしょう?

近くにそんな場所がある方はいいのですが、なかなか無いものですね。

それだけ私達の生活からデコボコが無くなっています。

 

だからこそ、デコボコを探してみましょう。

 

石がゴロゴロしている所や、木の根がはっている所、土が柔らかい地面でもアスファルトの上とは歩きが違っきます。斜面があるともっと効果的です。

石の上を歩く

 

なので、山道を歩くトレッキングは足にとってはとてもいいトレーニングになります。

 

特にお子さんに足の発達のため、たくさんデコボコの上を歩かせましょう。

そのために、普段からどこにデコボコがあるか意識してみて下さい。

 

 

どこに行っても平らな環境は一見とても文化的ですが、その一方で私達が元から持っている素晴らしい能力を削いでいる面もあります。

 

あえてデコボコの上を歩くことで、体や足の本来の能力をよみがえらせて足の健康を取り戻しましょう!

デコボコを見つけたらスグできる事です。