足のトラブルで顔がたるむ!?たるみを予防するたった1つのこと

以前から気になっているのですが、体型に関係なく若い人のアゴがたるんでいます。
本当だったらピンと張っていていいはずなのに…
若い方でもそんな状態なので30代以降の方の場合は言わずもがなです。
お顔のたるみ、特にアゴがたるんできたなと感じたら自分の足を見てみて下さい。
実はこのアゴのたるみ、外反母趾などの足のトラブルと関係があります。
どういうことかというと…
目次
足のトラブルが示すこと
外反母趾、タコ、魚の目、巻き爪から靴が合わない問題まで様々です。
足のトラブルって沢山ありますね。
これら足のトラブルで共通するのは「歩き」の問題です。
歩きに問題があって足にトラブルが発生。
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そのトラブルから歩きがさらに悪くなる!
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歩きが悪くなって、更に足にトラブルが発生。
こうなるとグルグルと悪循環がはじまります。
では、この歩きの問題はどこから起こってくるかというと「姿勢の悪さ」です。
顔をたるませる歩きって?
街を歩いている人を見ると、猫背になっている方が多いですね。いい姿勢で歩いている方はあまり見かけません。
この「猫背歩き」が顔をたるませていく原因の一つです。
若い方は特にパソコンやスマホに向かう時間が長いのでより猫背の傾向があります。なので若くて本来皮膚にハリがあるはずなのにアゴがたるんでしまいます。
猫背の歩きの方のフットプリントをとるとこんな状態になります。
そこから読み取れる問題は
- 踵に重心がくる
- 足指が付いていない
- 外反母趾、内反小趾
- 開張足、もしくは扁平足
- タコや魚の目がある
逆に、こういった足の問題を持っている方は「猫背歩き」になっているともいえます。
気が付かないうちに顔のたるみが進んでいるかもしれません。
どうして顔がたるむのか?
では、どうして顔がたるむのでしょう?
それはリンパの流れがカギを握っています。
猫背歩きになるとまず股関節が詰まってきます。
体全体の血液やリンパなどの循環がまず悪くなっていきます。
猫背で首が前に傾くことで首回り、胸、脇の血流やリンパの流れが阻害されます。
すると顔周りに老廃物がたまってくるのですが、この老廃物の中にある脂肪酸が問題です。
脂肪酸は脂肪をたくわえる脂肪細胞のエサになってしまいます。
皮下脂肪が膨らんでいき重さでアゴがたるみ、顔の皮膚も引っ張られていきます。
また、首が前に出ることで首回りの筋肉も衰えてしまいたるみに拍車がかかります。
フェイスラインのケアをしてもなかなか効果が上がらない人は歩きの問題、足のトラブルの修正も合わせて行う必要があります。
スッキリ顔になるためのたった1つのこと
では、どうしたら歩きの問題や足のトラブルを生み出す「猫背歩き」をただしていけるのでしょう。
たった1つやっていただきたいことがあります。
それは、お腹に力を入れる!
お腹に力を入れると、それだけで胸が開き前に出た首が引きもどされます。
腹筋に力が入った状態では、逆に猫背にはなれません。
このお腹に力を入れた状態で立ったり歩いたりします。座っている時でもお腹に力が入ると姿勢は正されます。
やり方は簡単で3ステップです。
- 立ってお腹に息を吸い込み、その後ゆっくり息を吐いていきます
- すべて吐ききってお腹がペチャンコになった時点でお腹に力を入れてその状態をキープ
- お腹に力を入れた状態で歩きます
はじめはお腹に力を入れること自体が難しいのですが、慣れて下さい。
慣れてきたらそのまま状態をキープして歩きます。
すると自然と胸が開き首がいい位置にもどり、骨盤もただされます。
血液やリンパの詰まりが解放され循環が良くなり、更に歩くことで巡りが後押しされ、たるみを起こす脂肪酸を含んだ老廃物が流れます。
お腹に力が入った立ち方、歩き方は足にかかる体重がバランスがとれた状態となりトラブルが起きにくくなります。
やった事に体はちゃんと応えてくれる
常にお腹を意識して猫背にならないよう日常生活をおくるのが理想です。
が、スマホやパソコンがないと生活できない現代ではそれはなかなか大変だったりします。
せめて立ったり歩いたりしている時間だけはたった一つ「お腹を意識する」をやってみましょう。
また足にトラブルを抱えているなら、その修正をしていくことをお勧めします。
痛みや不具合のある足を抱えたままでは、お腹に力を入れても上手く歩けない場合もあります。
また、もう一段上を目指すなら歩く靴も選んでいくといいでしょう。
いつもお伝えしていますが、
体はやった事に対して必ず応えてくれます。
努力や心掛けをしていった方の変化はフットレスキューとして楽しみであり励みになっています。
ぜひ、今からお腹に力を入れて顔のスッキリを目指して下さい!

足からあなたの未来を変える!足のお悩み相談フットケア専門のフットレスキュー井出淳子です。子供の時のケガのため15歳の時に医者から「将来、君は歩けなくなる」と言われ、20代は足の問題に苦しむ日々を過ごしました。自分自身の足の問題を解決するため足と体の勉強をはじめ、ボディケアの世界に転身。自分自身の体を実験台にさまざま行う中で得た経験を元に『美健足レッスン』というメソッドを考案。現在は中野駅北口に足から体を見直すサロン「ラポルト」にてフットケア、ボディケアをとおし皆さまの足の問題に向き合っています。目標は「天国の階段も自分の足でのぼる!」 一生ヒール靴でイキイキと歩けるよう頑張っています。