警告!靴に穴があいたら「イエローカード」です

警告!靴に穴があいたら

靴に穴が空いた経験はありませんか?

 

特にお気に入りの靴にポカッと穴が空いてしまったらガックリしてしまいますね。私も20代の頃経験があります。買ってそれほど履いていないのに爪先に穴が。悔しかった事をよく覚えています。

 

では、靴に穴があいたらどの行動が正解でしょう?

 

1)靴を捨てる

2)靴の穴を修理する

3)新しい靴を買いにいく

 

実は、1〜3のどれも正解であって不正解です。

 

子供の靴にすぐ穴があく!

「子供の靴にすぐ穴があくんです」

 

小学校3年生の男の子のお母さんからこんな話を聞きました。いつも3ヶ月ほどで新しいく買った靴に穴があくそうです。

サイズが小さいからかと、大きめの靴を選んでみても同じ部分に穴があいてしまい、とにかく買い替えが大変とのこと。

確かに3ヶ月は早いです。

靴の他の部分は痛んでいないのに穴で買い替えは勿体なく思えますね。

 

ただ、この悔しい靴の穴は私達に大切なことを伝えてくれています。

 

それが先ほどの正解であって不正解の理由です。

まず最初にする事は、靴自体をどうこうするのではなく「靴の穴が何を伝えているのか」を考えることです。

 

 

どうして靴に穴があいたのか?

では、靴の穴が私達に伝えてくる事とは何でしょう。

その前に、どうして靴に穴があくのでしょうか?

 

それは金属疲労で硬い鉄の棒が折れるのと同じです。

くり返し靴の一点にストレスが加わることで、その部分の素材が劣化して穴があきます。

特に親指の先、小指の付根、ポールポイントといって靴の折れる部分に多く見受けられます。

靴の返し

(ポールポイント)

 

もちろん靴の造りが悪く接合部分がほころびて穴になる事もありますが、今はそんなに造りの酷い靴の方がまれです。

 

そして、靴に穴があくほどかかっているストレスは、逆に足にも同じだけストレスがかかっています。

ストレスで靴には穴があきますが、足には穴があきません。

 

問題はここです。

足に穴があかない代わりに、足に何が起るかというと「変形」です。

 

靴の穴は足の変形の兆しを伝えてくれているのです。

 

警告のイエローカードを見逃さない

前述した小学生のお子さんの靴はは親指の側面に穴があくそうです。

 

つまり、足の親指の側面にも靴と同じように「穴があくほどのストレス」がかかっています。でも、実際は足には穴はあきません。

穴があかない代わりに、何が起るかというと外反母趾をはじめとする足の変形や固いタコ、魚の目、爪の変形です。

 

実はお母さんの足をみせて頂と親指にボコッと硬いタコができていて、外反母趾の変形もあります。

親指のタコ

 

足の問題そのものは遺伝はしませんが、骨格や体質、生活環境が同じであれば親と子で同じ問題が発生する確率は高くなります。お子さんがお母さんと同じ足になっている可能性は高いです。

 

靴に穴があいてしまうのは警告であるイエローカードを突きつけられているようなもの。

イエローカード

 

警告なんて大げさな…と思わないで下さい。

警告だからこそ意味があります。

問題が穴とうい目でみえる形で出ているわけですから分りやすいので、注意が出来ます。いきなりレッドカードで一発退場にならないようにしていけます。

 

足の「レッドカード」をくらわないためには、どうする?

サッカーではイエローカードを貯めてしまうとレッドカードのように次回出場停止になります。足も同じで、問題を放置しているとレッドカードをくらう状態になります。

では、どうしたらいいでしょう。

 

穴があくのはその部分に強いストレスが加わるからですが、ストレスが加わる理由はいくつかあります。

 

  • 靴のサイズが大きい、または小さい
  • 幅が広すぎる
  • いい加減な靴の履き方
  • 足にかかる体重のバランスの悪さ
  • 体のバランスの崩れ
  • 足首のゆるさ
  • 歩き方のくせ
  • 足爪の手入れ不足

 

その他まだありますが主な原因はこういったことで、原因は1つではなく複合的にある場合がほとんどです。

 

まずは靴のサイズが足に合っているかを調べます。

今は足を測るサービスを行なっているシューズショップが多数あります。おっくうがらずにそういったサービスを利用して自分の足の正確なサイズを知りましょう。

 

これまでの経験でなんとなく自分の足のサイズを勝手に決めてしまう方がほとんどです。実際の計測数値と大きく違うこととも多々あります。

そして、ヒモやマジックテープなどの留め具があるなら、しっかり締めて足を靴に固定します。

靴の履き方

特に足首がユルい方はグラつきが大きく、靴の中で足のブレを起こしてある一点だけに体重が乗る場合もあります。しっかり留め具で固定するとグラつきやブレが防止出来ます。

 

足への体重のかかり方たや歩きクセは足に合ったインソールを入れることで対処できます。

また、足にいい姿勢や足自体の筋力のUPが安定を生むので、靴選びや履き方と一緒に修正していくようお勧めしてます。

 

自分の足を観察するのもいいでしょう。タコのような固い部分が出来ていないか、皮膚の変色が起っていないか、爪の形や色がおかしくなっていないかは自分でも確認出来ます。

70歳男性爪施術前

(変形した足の爪)

 

足のためにイエローカードは溜めない!

色々な情報を教えてくれる靴の穴ですが、穴があいたままでは履けないですよね。次に履く新しい靴を探さないといけません。

 

足のためにイエローカードを溜めないようにするには靴選びから注意していきましょう。サッカーではイエローカードが何枚か出されると(国やリーグによって違います)出場停止のレッドカードと同じになります。

そのための以前書いた靴選びの記事をご覧になって下さい。

 

 

足や靴についてもっと詳しく知りたい、足の問題で悩んでいるという方は個別でカウンセリングを行なっております。

ぜひ一度ご相談下さい。