お気に入りの靴が履けなくなった!その3つの理由と対処法

お気に入りの靴が履けない

 

お気に入りの靴を久しぶりに履いたら、足に合わなくなっていた…

出掛ける前なのにっ、どうしよう!!

玄関でそんな経験はありませんか?

 

目次

お気に入りの靴が足に合わない!そんな事ありませんか?

先日、お客様からこんな報告がありました

「結婚式のために久しぶりに履いたパンプスがユルくなっていて、無理して履いていたら親指の付根が足が痛くなりました!」

 

緩くなった原因ですが、このお客様はファスティング・ダイエットをされてかなりスリムになられたのです。

 

実は体型が変化すると足も変化します。

 

パンプスと足

 

靴が緩くて合わないけどまあいいか…と履いていると痛みや不具合など様々な問題が出てきたりします。

例えばこんな問題が。

  • 外反母趾、内反小趾
  • タコ、魚の目
  • カギ指、浮き指
  • 足底腱膜炎、足裏の痛み
  • ヒザ、股関節の痛みなど
  • 疲れやすさや腰痛、肩こり…eta

 

靴が緩いだけで思った以上に足や身体には負担がかかっています。

 

ポーズの模型

 

では、どうして今まで調子の良かった靴が合わなくなるのでしょうか。その理由は3つあります。

  • 身体が原因
  • 足が原因
  • 靴が原因

 

今回はその理由と対処法についてお伝えいたします。

 

身体が原因

先のお客様のように体型の変化にともない足も変化します。

やせてスリムになると足も痩せます。

逆に太ってしまうと、足も太ってしまいます。

 

というのも足には歩行時の衝撃を吸収するために踵には厚い脂肪層があります。

踵部分が痩せたり脂肪がついたりと変化をすると、今までぴったりだった靴が緩くなったりキツくなったりと履き心地も変わってきます。

 

緩くなった場合は薄手のインソールを入れて調整することができます。

キツくなってしまった場合は、、、残念ですが靴を変えていくか、体型を元にもどしていくしかありません。

 

体型の変化と共に足も変化します。

ダイエットをしている最中は新しい靴選びは厳禁です。

目標達成したらそのご褒美に新しい靴を選びましょう。ダイエットの励みにもなりますね。

ダイエットイメージ

 

足自体の問題

足は両足で50個の大小様々な骨で出来ています。

骨と骨を繋ぐのは靭帯や筋肉で、これらによって足は形作られています。

 

ですが、加齢や運動不足によって靭帯や筋肉は弱くなっていきます。

足の骨と骨を繋ぐ靭帯、筋肉が弱くなったら、、、

足の形が崩れていきます。

 

足の模型(内課)

最近、体重も変わらないのに靴が合わなくてなってきたと感じたら、足の筋肉などが弱くなっているのかも。

足自体の筋力アップをしていきます。

 

まめにグーパー運動をしていきましょう。

コツは握りこぶしができるほど力を入れて。

開くときは全部の指が離れるように。

 

単純な運動ですが一番効果があります。

 

そして、やはり歩く事は大切です。

なるべくスニーカーやスポーツシュースを履いて歩く時間を作りましょう。

しっかり靴ヒモを締めて普段より少し大股で歩きます。これだけで足の筋肉にとっていいトレーニングです。

 

靴ヒモを結ぶ

 

靴が原因

靴も履いているうちに変化します。

特に問題なのは足の踵がおさまるヒールカウンターの部分。

どうしてもストレスがかかってしまい、広がりやすい部分です。

ここが緩くなるとパカパカしますね。

 

ヒールのある靴では足が前滑りします。

これが、足に様々な問題を起こしていきます。

ユルい靴

 

ヒールカウンターは一度広がったら元にもどりません。

だから、はじめからこの部分の造りがしっかりしている靴を選ぶことが大切です。

 

ヒールカウンターは硬さや素材の伸び感など、触って履いてよく確認します。

良い靴はヒールカウンターがしっかり造られています。

逆にカウンターが柔らかい靴は高価であっても良い靴とはいえません。

 

カウンターが緩くなった靴が起こす問題

  • 外反母趾
  • 内反小趾
  • タコ、魚の目
  • 鈎指
  • 足の疲れ
  • 疲れやすさ

 

 

ただ、広がってしまった場合はしょうがありません。

カウンターの内側にパッドをはって緩みをなくしましょう。

踵のパッド

様々なタイプのものが売られています。

緩みに合わせてパッドの厚さを選びましょう。

 

また、ヒール靴だと土踏まず部分にはるパッドがオススメです。

足が靴の中で前に滑るのを抑えてくれます。

内側アーチパッド

 

 

いつまでもお気に入りの靴を履くためには。

まずは靴選びの段階でカウンターの造りをよくチェックします。

そして、日頃から足自体の筋肉が落ちないようにしていきます。

 

ウェイトも今がいい状態ならキープしていきましょう。体重と足はリンクします。

ダイエットなどで靴が緩くなった場合はその靴をあきらめることも必要です。

 

どうしてもという場合は上記のグッズを使ってみて下さい。

 

また、ラポルトでもお靴の調整を行っております。

ぜひ、ご相談ください。


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